https://css-tricks.com/does-www-still-belong-in-urls/
興味深い考察だったので、かんたんにメモ。
- もともとはサービス名 (www: World Wide Web) をつける慣例があった
- FTP サービスなら ftp.example.comという感じ
 
- 懸念1: Cookie の漏洩
- example.com の Cookie は www.example.com などのサブドメインでも読み取れるという懸念があった
- これは IE (Internet Explorer) 固有の問題だった
- (筆者感想) とはいえ IE 全盛の時代だったら無視できない問題だっただろう
 
- Set-Cookieに- secret=data; Domain=を指定するとサブドメインでも読める仕様はある
 
- 結論: IE を使わず、明示的に secret=data; Domain=を指定しない限りは Cookie の漏洩は起こらない
 
- 懸念2: DNS の設定
- “WWW-less” ドメインは DNS セットアップを複雑にすることがある
- Aレコードであれば問題なく動作する
- CNAMEレコードは実質定義できない
- CNAMEレコードは他のレコードと共存できず、NSレコードが設定できなくなるため
- Cloudflare のようにこれを回避することができる DNS プロバイダーもある
- CNAMEレコードを定義しても、Cloudflare 側でAレコードとして公開してくれる
 
 
- 結論: CNAMEレコードで定義したい場合はセットアップが難しい場合もあるが、DNS プロバイダーが回避策を用意してくれている場合もある
 
- WWW-less ドメインの利点
- WWW ドメインの利点
- 新しいトップレベルドメインを使っている場合(※これはよく分からなかった)
 
- SEOへの影響
- リダイレクトを設定すれば、基本的には影響がないというのが現在のコンセンサス
- 302 Found(一時的なリダイレクト) よりも- 301 Moved Permanently(恒久的なリダイレクト) を使うべき
 
- 結論