2022-09-12
自分の名前を英語で表記する時に「名→姓」にするか「姓→名」にするかよく迷うので、自分なりにルールを決めておきたいと思った時のメモです。
まず、日本では慣例的に「名→姓」の順が多いです。
しかし、公文書では2020年1月1日から「姓→名」に統一されたようです。
公用文等における日本人の姓名のローマ字表記に関する関係府省庁連絡会議
また、明確にしたい場合は姓を大文字にするということも表示されています。
3 各府省庁が作成する公用文等において日本人の姓名をローマ字表記する際に,姓と名を明確に区別させる必要がある場合には,姓を全て大文字とし(YAMADA Haruo), 「姓―名」の構造を示すこととする。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/pdf/moshiawase.pdf
参考までに、首相官邸HPでもその様になっているようです。
KISHIDA Fumio (The Cabinet) | Prime Minister of Japan and His Cabinet
ただし、別の慣行がある場合は従わなくても良いとも書かれているので、強い強制力があるわけではなさそうです。
なお,国際機関等により指定された様式があるなど,特段の慣行がある場合は,これによらなくてもよい。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/seimei_romaji/pdf/moshiawase.pdf
一方、中国や韓国などではもともと「姓→名」の順になっているようです。
基本は公文書の記載に合わせて、名字を大文字にして「姓→名」の順番にします。
MORIYA Hiroyuki
公文書が正しい、という気は特にないです。
しかし、日本語と英語で順番が変わるのも面倒です。
また、近隣の国でも同じように「姓→名」を使っているのであれば、特別「名→姓」にする理由もなさそうなので。